学生生活を送る上での注意事項

通学

通学に際して、自動車、バイク等を利用する際は必ず「通学に関する届出」を提出してください。自転車、バイクは駐輪場に整列して駐車してください。リハビリテーション学科の学生は、四輪自動車を学内に駐車することはできません。各自で近隣の駐車場を契約してください。路上駐車や近隣の駐車場に無断で駐車することは絶対に行わないでください。
自転車、バイクで通学する際は安全運転を心掛け、徒歩の人は、道路を道幅いっぱいに広がって歩くなど近隣住民の迷惑になるような行為は慎んでください。また、歩きながらスマートフォンを操作することは自分が被害者にも加害者にもなる可能性のある大変危険な行為です。絶対にやめてください。
帰宅が遅くなる場合はできる限り複数名で帰宅するようにしてください。やむを得ず、1人で帰宅する場合は防犯ブザーを貸出しますので、学生支援室へ申し出てください。

防犯

貴重品は各自の責任で管理してください。学内での盗難防止のため、貸与する学生用ロッカーを利用する際は必ず施錠してください。また、一人暮らしをしている場合は戸締りを確実に行い、訪問者があっても不用意に扉を開けることのないよう気をつけてください。

災害

日頃から防災意識を持って行動することが大切です。災害が起こった際の避難経路や家族への連絡方法等を確認しておいてください。学内にいる際に地震、火災等が起こった場合は、職員の指示に従い速やかに避難してください。本学では防災訓練を毎年実施し、避難方法の確認を行っています。

不法薬物

不法薬物乱用は重大な犯罪です。近年、若年者に大麻、麻薬、覚せい剤等の不法薬物乱用、所持による逮捕者が増加する傾向にあります。薬物は依存性が強く、一度でも使用すると自分の意志でやめることは大変困難になります。安易な気持ちで使用した、たった一回の使用でも一生を台無しにしてしまいます。不法薬物や覚せい剤等には絶対に近づかないようにしてください。
なお、覚せい剤などの犯罪を犯すと、理学療法士、作業療法士の国家試験の受験ができなくなります。

飲酒

未成年者の飲酒は、法律で禁じられています。成長期の心身に大きなダメージを与える恐れがあるためです。大学生になると各種行事の打ち上げ等で宴会に参加する機会が増えます。お酒は飲み方を誤ると急性アルコール中毒を発症し、命に関わる事故に繋がる危険があります。飲めない人に飲酒を強要することは絶対にやめてください。また、飲酒運転は重大な犯罪です。

悪徳商法

キャッチセールス、マルチ商法、架空請求等の悪徳商法によって学生が被害に遭うケースが増加しています。電話や訪問等で勧誘を受けたとしても安易に契約をしてはいけません。身に覚えのない請求があった場合も同様にすぐに支払いをすることのないようにしてください。何かおかしいと感じたときは、保護者や消費者センター等に相談してください。また、特殊詐欺にも十分に注意するようにしてください。

ネットトラブル

インターネットは大学生の日常生活に欠かせないものとなっています。便利な半面、利用方法を誤ると思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。
特に本学の学生は学外の医療機関・福祉施設等で実習を行っています。実習中の出来事をブログやフェイスブック、LINE等のSNSに投稿することにより個人情報漏洩に繋がる危険性もあります。スマートフォン等で撮影した写真を気軽に投稿することのないように特に注意してください。また、所有しているコンピュータ、スマートフォン等の情報セキュリティ対策(ソフトウェアやウイルス対策ソフトをを常に最新の状態にアップデートしておく等)を日常的に行っておくことも大切です。氏名、住所等の個人情報を安易にインターネット上に公開したり、怪しげなサイトに不用意にアクセスしないように注意してください。

情報管理

情報を適切に管理することは大学生活を送る上においても、今後医療人として就業していく際にも大変重要なことです。下記のような行為には特に注意が必要です。

  1. USBメモリに個人情報や写真のデータを保管している。
    USBメモリはデータを簡単に保存でき、持ち運びできる便利な媒体ですが、置き忘れや紛失の事故に繋がる危険があります。重要なデータが保存されている場合はパスワード機能のあるものを使用したり、保管場所等に十分配慮するよう心掛けてください。
  2. 担当教員に無断で試験問題・レポート課題をインターネット上に公開したり、インターネット上で見つけた他人の著作物を出典の明示をしないまま自分のレポートとして提出する。
    他人の著作物を無断で掲載することは著作権法違反に相当します。他人の文章を自分のレポートの中に記載する場合は必ず出典の明記が必要です。
  3. 購入したソフトウェアの媒体をコピーして他人に渡す。
    ソフトウェアの違法コピーは著作権法違反に相当します。ライセンス証書等で契約内容の確認をしてください。
  4. なお、学内のすべての掲示の写真撮影は禁止です。

学生総合保険

入学と同時に後援会により学生総合保険に加入します。学内外でのケガや他人の財物損壊の賠償などについて適用されます。学内の施設器具を損壊させてしまった場合等、保険で対応可能な場合があります。詳しくは学生支援室へお問い合わせください。

キャンパス・ハラスメント

キャンパス・ハラスメントとはキャンパス(実習先を含む、就学の場)において、本人の意図に関わらず、相手の意に反する性的または不当な言葉や行為によって、相手に不快な思いや不利益を与えるなど、相手の就学環境及び教育環境、研究環境などを悪化させることです。
主に以下のものがあります。

  1. セクシュアル・ハラスメント
    一定の就学上の関係にある本学人が、相手の意に反する性的な性質の不適切な言動を行い、これによって相手が、精神的な面を含めて、学業遂行に不利益・損害を被るか、学業に支障が生じること、または就学のための環境を悪化させることをいう。
  2. アカデミック・ハラスメント
    教員と学生等の間において、地位(役職その他の就学上の上下等の関係)を不当に利用して学生等に対して研究もしくは教育上の環境を害する不適切な発言や行動をいう。
  3. パワー・ハラスメント
    学生間において、先輩が後輩に対し、或いは上級生が下級生に対し、その地位や力関係を不当に利用して研究もしくは教育上の環境または学生の就学上の環境を害する発言や行動が含まれる。
  4. モラル・ハラスメント
    嫌がらせ、いじめなど言動で精神的苦痛を与えること。

その他

キャンパス・ハラスメントとはキャンパス(実習先を含む、就学の場)において、本人の意図に関わらず、相手の意に反する性的または不当な言葉や行為によって、相手に不快な思いや不利益を与えるなど、相手の就学環境及び教育環境、研究環境などを悪化させることです。
主に以下のものがあります。

  1. 服装は自由ですが、学生らしさを失わず、清潔感のある服装を心掛けてください。医療人として、節度のある態度や服装を求めます。
  2. 授業や臨床実習において人の皮膚に直接触れることが多いので、手指や頭髪などは清潔な状態を保つように心掛けてください。
  3. 医療人を目指す者としてタトゥーは認めません。また、皮膚のトラブルなどがある人は学習アドバイザーなどに相談してください。