附属施設と地域ネットワークによる多世代交流
こども園との連携
2020年4月に「愛知医療学院短期大学附属ゆうあいこども園」が開園しました。
本学の学生は園児たちと交流をすることで、相手を理解する力を身につけ、コミュニケーション能力の向上につなげています。
附属こども園の園児たちとの関わり
キャンパスに隣接する「附属ゆうあいこども園」は、地域社会への貢献とともに学生の活きた実習の場として活用しています。将来、理学療法士、作業療法士になった時、患者さんや利用者さんは大人だけではなく子どもで障がいを抱える方々もいます。
本学の学生は園児たちとコミュニケーションを密に取り、発達段階に応じたアクティビティ(作業)や運動を通した遊びを考案し、実践します。相手をよく知り、理解する力を身につけることで、コミュニケーション能力の向上や理学療法・作業療法のプログラムを考えることへ繋げていきます。
理学療法学専攻|予防理学療法学実習
附属こども園において運動遊びや体力測定等の企画・運営・参加を通して子どもの発達の理解と将来的に子どもにも関わることができる素地づくりとして実践的に学びます。
作業療法学専攻|地域作業療法学実習
発達障害領域の作業療法において治療展開するには、子どもの生活や活動を理解しておくことが子どもとの関係性を構築する上で大変重要になる為、それぞれの発達過程や場面に応じた対応を学習します。
地域に根づいた活動を展開し、社会人としてのマナーも習得!
近隣市町と本学の包括連携のもと、それぞれの資源や機能等の活用を図りながら、地域社会の発展に寄与しています。
地域医療の振興、教育及び人材育成、生涯学習、学術研究、施設の利用、防災訓練・クリーンナップ活動等の、地域貢献活動を実践しています。
清須市民げんき大学
高齢期は、定年退職や子どもの独立などを契機として、地域社会での役割や人間関係を築いていくなど、新たな生きがいを個々に見つけられる時期でもあります。そのために健康の維持は不可欠であることは言うまでもありません。そこで介護予防の必要性の理解と、いつまでも健やかで元気に過ごしていただくことを支援するため、清須市との官学連携事業として、「清須市民げんき大学」を実施しています。1年を通じたカリキュラムにより、健康や介護予防に関する知識を広げ、運動を通して日常的に健康づくりを進めるとともに、新しい出会いや発見、感動を分かち合あえることを目指します。
ボランティア活動
本学の学生は様々なボランティア活動に積極的に参加しており、障がい者スポーツの分野では、名古屋市障がい者スポーツ大会などの公的な競技会や、様々な障がい者スポーツ団体の練習会に参加しています。本学では、『初級パラスポーツ指導員』 資格を取得できるカリキュラムを整備しているほか、病院や福祉施設から数多く寄せられている様々なイベントのボランティア募集に関する情報を学生に提供し、学生が自主的にボランティア活動に参加できるよう支援しています。