臨床実習
実習日程と内容
理学療法学専攻 臨床実習の流れ
1年次 | 2月 | 臨床実習Ⅰ(見学) |
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3年次 | 11〜12月 | 客観的臨床能力試験(OSCE) |
12〜1月 | 実習前学習/臨床実習Ⅲ(評価) | |
1〜2月 | 実習後学習/客観的臨床能力試験(OSCE):臨床実習Ⅲ(評価) | |
2〜3月 | 客観的臨床能力試験(OSCE) | |
4年次 | 4〜5月 | 実習前学習/臨床実習Ⅳ(総合1) |
6月 | 実習後学習 | |
7〜8月 | 実習前学習/臨床実習Ⅴ(総合2) | |
9月 | 実習後学習/客観的臨床能力試験(OSCE):臨床実習Ⅳ・Ⅴ評価 臨床実習Ⅱ(地域) |
臨床実習Ⅰ(見学)
病院・施設の見学を通じて社会や医療の中における理学療法士の役割と責任を理解します。また、 1年次に修得した医学的基礎知識が理学療法士の業務にどのように関連しているかを理解して学びます。
臨床実習Ⅱ(地域)
病院、施設での地域における理学療法の実際を見学することを通して、地域包括ケアシステムの中での理学療法士の役割と責任を理解します。
臨床実習Ⅲ(評価)
2年次までに学んだ検査測定の知識や技術を使い、対象者が抱える問題点やその原因をつかむため、必要かつ適切な評価を行える力を身につけます。
臨床実習Ⅳ(総合1)、臨床実習Ⅴ(総合2)
学習の集大成として、評価・治療計画立案・治療の一連の理学療法過程を実施します。評価結果から抽出された対象者の障がい像を明らかにして、対象者がかかえる問題点を解消するために必要な理学療法の目的・目標を設定することができ、さらに理学療法部門の管理・運営に関する基本事項について自分の意見を持ち、医療専門職として責任ある態度・行動をとれるようになることを目的とします。
臨床実習後の感想
患者さん一人ひとりに合った治療を行うことの大切さを改めて実感。
実習先/公立陶生病院(愛知県瀬戸市)
臨床実習では、自分が担当する患者さんの症例の評価や問題点の抽出、目標の設定、治療プログラムの立案などを行いました。患者さんは病前・退院後の生活がそれぞれ異なり、同じ疾患であっても症状が異なることがあるため、一人ひとりに合った治療が大切だということを学びました。普段の座学とは違って、移乗介助など患者さんへの具体的な対応を実践的に学ぶこともでき、充実した実習であったことを実感するとともに、自分の知識力・技術力不足を痛感しました。実習先の先生方や患者さんの優しさで頑張ることができたので感謝しています。
一日のスケジュール
8:00 | 出勤 |
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8:30 | 朝礼 |
8:40〜12:00 | 実習開始(リハ見学、評価、治療体験) |
12:00〜 | 午前終了、清掃/昼食 |
13:00〜16:00 | 実習再開 |
16:00〜 | デイリーノート 患者さんと100回スクワット デイリーノート・症例レポート等フィードバック |
17:15 | 退勤 |
19:30〜 | 帰宅後、症例レポート作成、課題、自己学習 |